5月中旬、中国メディア「新浪科技」が≪全国ネットユーザー3G調査報告≫を発表しました。調査の結果は、ネットユーザーは3Gに対する認知度は大幅にアップしており、約8割のネットユーザーは、三つの通信業界大手が別々三つの3G標準を採用していることが知っています。知らないと答えたユーザーは僅か2%弱でした。
現在、この中、中国移動のTD-SCDMAを支持するユーザーは7割弱を占めており、・中国聯通WCDMAを支持するユーザーは5割弱、4割弱のユーザーは中国電信CDMA2000を支持する結果となりました。これで、これまで中国移動が寡占する局面を形成しつつあります。中国移動（TD-SCDMAライセンス）はこの先もモバイル市場での発展に専念し、GSMネットワーク運営や、TD-SCDMAの構築に注力するものと見られています。もちろん、中国移動は現在最大規模のモバイルユーザーを持っていますが、ユーザーの支持は市場の動向により絶えず変化するものです。
これからも中国の通信業界動向は非常にユーザーに注目されていますし、そして、ユーザーの反応がその動向に影響を与えるものになるでしょう。