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中国SEO対策情報|中国ネットユーザー3億を突破、7割が検索エンジン利用

7月に中国インターネット情報センター(CNNIC)が発表した「第24回中国インターネット発展状況統計報告」によると、2009年6月末までの中国インターネットユーザー数は3億3800万人に達しました。約7割のネットユーザーは検索エンジンを利用しているといいます。検索エンジンの中で、百度Baiduは人気がダントツ一位の座に輝き、各企業は百度で広告の継続利用の意思が変わりないようです。

CNNIC他の調査報告によると、76.9%のネットユーザーは検索エンジン第一選択が百度になっており、16.6%のネットユーザーは第一選択がGoogle中国で、2.9%は捜狐SOHUとなっています。検索エンジンの中で、百度は不動の人気を獲得していることが見て分かります。
他の調査会社北京正望諮詢(China IntelliConsulting Corporation)が2008年9月に発表したデータによれば、百度は、大連、天津、青島、杭州、深セン、南京といった東部沿海都市の中での市場占有率は67.9%であり、中部省都都市や成都、重慶、西安といった西部中心都市の市場占有率は72.2%と68.3%まで達していました。北京、上海、広州といった一類都市と言われる都市の市場占有率が60.9%であり、他の都市での占有率と比べ少ない数値となっています。これは、一類都市で、特にホワイトカラー層にはGoogle中国が人気という傾向があることも影響しています。

百度の広告を利用する広告主数は安定しており、ネットユーザーや検索エンジンを利用の増加につれ、好調な収益が続きそうです。

執筆:エグゼクティブチャイナ代表 劉娜莉