「北京検索」 － 伝統業界の試みⅠにて紹介したカテゴリの他に、「オフィス用品」や「潤京・銀通カード」のカテゴリもありました。
調べましたら、潤京・銀通カードは「北京検索」及び筆頭株主北京中商銀通電子商務有限公司が発行した会員カード（デビットカード類）です。「オフィス用品」の品物はメーカー直販となるため、品質保証され、さらに、潤京・銀通カードでこのカテゴリ内でお買いものをすれば、３割になります。ネットで航空券の購入もできます。このカードはこのサイト以外に、北京市内の大きなデパートや20件程のスーパーでのお買い物や、電器、車関連サービスにも利用でき、娯楽やレストランでも使えたりします。
「北京検索」の運営元が伝統ある企業ですが、インターネット進出に関しましては、歩み始めたばっかりです。中国では、インターネットの普及、そして電子取引の発展、2005年以来、年平均増加は50%超え、06年の取引総額は1.3万億元超え、07年は2万億元超え、08年は3万億元を突破しました。多くの中小企業がこの波に乗りました。伝統的な業界はどうしても新興なものに観望することが多いようですが、伝統業界こそに新しいものを取り入れる価値があるのではないでしょうか。