2008年8月12日の中国ヤフー記事によると、中国ヤフーが口碑網と合併して僅か1ヶ月で、生活サービスのカテゴリ部分の有効情報量は既に50万（中国ヤフー口碑の不動産情報を含まず）を超えました。中国ヤフーは口碑網と互いに補い、助け合い、「生活コミュニティサービス」へ戦略転換の成果が現れているといいます。
生活に関する検索のデータ源として、カテゴリは生活コミュニティサービス領域では鍵となっていると中国ヤフーが考えているようです。中国ヤフー口碑の幹部はこの成果の原因について「これは北京オリンピックの開催により、生活コミュニティサービスへの需要が増えたのは一番の要因だ」と述べました。カテゴリ情報の新規増加量が最も早いのは北京です。北京をはじめ、上海、青島等国内計７オリンピック関連都市の情報増加量が目立ちます。そして、カテゴリ情報の中で、兼職、家政、カーシェア等の供給情報の掲載や交換が頻繁です。日常生活の中で生活サービスの需要がある時に、「ヤフー口碑」が多くの大型、中型都市市民の生活習慣になりつつあるといいます。
中国ヤフー口碑の合併は「強強融合」と言っています。この合併の成果が現れることで中国ヤフーに新たな活力を注ぐことになるでしょう。中国ヤフーの調査によると、中国ヤフーのユーザーの平均収入は北京や上海、広州等の大都市市民の平均収入より遥かに上回るといいます。ユーザーの人数、シェアよりは顧客予備軍ユーザーの多さを強調し、企業にアピールしています。


執筆：エグゼクティブチャイナ　代表　劉なり