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中国SEO対策情報|日本にもチャンス?中国人気代金決済サービス「支付宝」

インターネット決済サービス「支付宝(アリペイ)」は、2008年5月6日で、「支付宝」を利用したユーザー数は8000万も超えたそうです。
支付宝何故こんなに人気があるでしょうか。その仕組みを見てみましょう。
簡単に言えば、買い手は支付宝に代金を預け、受け取った商品に問題がないことを確認後、支払いを指示する仕組みです。
まず、前提として、オンラインショップ側と購入者側両方とも「支付宝」に加入します。
購入側は、商品を購入後、商品代金をネットバンキングやクレジットなどを利用して「支付宝」側に支払いします。「支付宝」は、オンラインショップに支払済みを通知します。オンラインショップは商品を発送し、商品の購入者に届けます。商品を到着後、購入者は「支付宝」に商品到着済を通知し、「支付宝」は預かっている商品代金をオンラインショップ側に振込みます。購入者は到着通知をしなくても、一定期間後、代金はオーナー側に自動支払われます。
このシステムは、購入者の利益を保証するという前提ですが、ショップとしても、「支付宝」と契約するだけで、決済方法や代金回収などをあまり心配しなくて済む安心な仕組みです。

2007年8月28日に、会員向けに海外サイトの外貨建て商品を人民元で決済できるサービスの導入を発表しました。世界各国の通信販売業者は「支付宝」との提携・加盟すれば、中国国内のユーザーと取引することが出来ます。
これは何を意味するでしょうか。世界各国なので、当然日本も含まれています。つまり、日本のオンラインサイトの商品を中国人が買うようになるということです。日本の通信販売者にとっては市場が一気に広がります。
中国の巨大市場をものにしたいですが、商品代金の回収に悩んでいる日本の通販ショップの皆さん、これは良いチャンスではありませんか?


執筆:エグゼクティブチャイナ 代表 劉なり