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中国SEO対策情報|中国の携帯サイト・モバイルビジネス

2008年3月、中国情報産業部は「2008年1月中国通信産業運営状況分析」を公表しました。同資料によれば、2008年1月、中国携帯電話ユーザーは848万強増加し、ユーザー総数は5億5576万人に達したと言います。
早くから、2006年6月に、eBay易趣が先にこの大きなビジネスチャンスに目をつけ、TOM在線と提携して、中国初の携帯ネットショップを立ち上げました。すぐ後に、中国アマゾンの子会社卓越網がテストとして、中国首都北京のユーザー向けに、携帯ネットショップを運営し始めました。
2008年、淘宝網(アリババが設立)http://www.taobao.comもモバイル版サイトを開通しました。地域限定ではなく、インターネットにつなげられる携帯なら、この淘宝網モバイル版サイトが見られるそうです。淘宝網モバイル版サイトはPC版サイトの操作はほぼ同じで、PC版サイトで登録したIDやパスワード等はモバイル版サイトでも共通して利用出来ます。
阿里巴巴(アリババ)集団傘下でインターネット決済サービス「支付宝(アリペイ)」を運営する支付宝(中国)網絡技術公司が、中国国内のユーザー向けに携帯電話支払いサービスを提供しています。「買い物から30秒で支払いが完了する」がキャッチフレーズです。
このサービスは、オンラインショッピングの15秒後に登録した携帯電話に支付宝から電話がかかってくる仕組みになっており、ユーザーは音声ガイダンスにしたがってダイアルキーを2つ押すだけで支払いが出来ます。携帯電話の電源が切っている場合は、携帯にお支払い案内メール届くといいます。
これで支払いも大変便利になり、携帯モバイルビジネスはインターネットショッピングのように、インターネットショッピングよりも早く中国で浸透し、ハイスピードで成長していくだろうと筆者が予想します。


執筆:エグゼクティブチャイナ 代表 劉なり