楽視網は、現在ネット動画と携帯動画を中心にサービスを提供しており、両方とも、独自のＴＶ番組制作を行っているといいます。09年4月に開催されたカンヌ映画祭で、中国映画「機械侠」の北米版権が販売されました。この「機械侠」製作に楽視網が投資していまして、初めて海外に売れた中国映画版権といいます。
楽視網は信頼が厚く大手である、中国移動（携帯）、中国聯通、中国映画グループ、中央ＴＶ国際ネットの運営会社と番組制作会社と提携しています。正規版内容の作品や番組を支持する姿勢はやはり多くの賛同を得られますし、楽視自身の信頼度も上がっていくことでしょう。
楽視網は、ＴＶ、映画の動画配信に、無料と有料に分けており、07年から赤字から黒字経営へ転換できました。09年は中国の各名門大学に人材を募集し始めたそうです。
ネット動画配信サイトは誕生してからまだ歴史が浅いですが、テレビメディアと連携の形をとりながら、挑戦している姿さえ伺えます。今後、インターネット、そして、ネット動画配信も激しい競争が繰り広げられることが予想できますが、パワーをつけながら、このまま正々堂々戦っていく姿を見守りたいです。