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中国SEO対策情報|Google中国&百度 中国ネット市場シェア占有率の09年開幕戦

マーケティングリサーチ企業iResearch が発表した最新中国インターネットマーケティング調査報告によると、09年四半期第一期 では、Google中国と百度両者の検索エンジン市場での市場シェアの合計は、前年度第四期と変わらず、95%を維持しています。しかし、百度の検索シェアが2.1%増え、74.1%を占めており、Google中国は頑張りましたが、半年前と同じ20.9%に下がりました。第三位には、TENCENT SOSO(3.1%)、それ以下は捜狗、雅虎(中国ヤフー)となっています。

同報告では、四半期第一期では、中国サイトの検索数は442.7億回、08年の同時期と比べ、約5割増となっています。検索エンジン市場規模は13億元です。過去の経験から、第二期では、さらに通信関係の経営者の新規参入が増加し、また3割増で、市場規模で、16億元を突破するのではないかと予想しているといいます。

百度は毎年検索エンジン技術や人材の獲得に大いに投資し、研究開発や創意、そしてユーザーの需要にマッチするようにより工夫しているように見受けられます。現在、百度は中国検索エンジンでのナンバー・ワンです。百度が如何にこの地位を守っていくかを注目したいです。同時に、Google中国は中国で悪戦苦闘しており、今回の市場シェアのダウンにはショックを受けるに違いないでしょう。百度という強力なライバルと対抗するには、まだまだ試練がたくさんあり、歯を喰いしばって、根性よく戦っていく姿をみたいです。

執筆:エグゼクティブチャイナ代表 劉娜莉